今回は、ご自宅のL型キッチンの扉をリフォームをされた、大阪市のお客様のリフォーム事例をご紹介します。

施工前

施工前は、ブラウン系の木目調のキッチン扉を全面に使っており、上品で温かみのある落ち着いた雰囲気のキッチンでした。

全体的にブラウン調に統一され、色味にまとまりのあるキッチンでしたが、外からの光が入り込まないため少し暗い印象になっていました。

お客様からは「キッチンを明るくしたい」とのご要望もあり、白色の扉を取れることで冷蔵庫や棚との統一を図っています。

キッチンの使いやすさと部屋全体が明るい雰囲気になるよう、素材にも工夫を凝らしリフォームを行いました。

施工のポイント

キッチンの扉をツヤのある素材に変えることで、電気の光を部屋に反射させ、キッチン全体を明るく見せています。

さらにブラウン系から白色に扉を一新することで、施工前よりもさらに明るい印象になりました。

キッチン台の下や横の扉は、開け閉めがしやすいように従来の丸い取っ手を取り外し、コの字型の取っ手を取り付けて、出し入れがしやすいように工夫を。

また、経年によるの歪みが原因で吊り戸の扉同士で隙間が空いてしまっていた箇所には、扉を少し大きく作り直して調整しています。

お客様からも「キッチンの雰囲気がガラリと変わり、おしゃれになった」とお喜びの声をいただきました。

キッチンアップは、賃貸オーナー様からのご依頼も大変多くいただいております。

キッチン自体を取り替えるのではなく、扉だけの簡単なリフォームなので、デザインを変えたいときや、経年劣化が気になる場合におすすめです。

キッチンに白色がもたらす効果とは

今回の施工にもあるように、キッチンに白色を取り入れることでどのような効果があるのかをご紹介します。

• 空間が広く見えて奥行きを感じる
• キッチンをきれいに保ちやすい
• どんな素材にも合うので他のアイテムも馴染む

空間が広く見えて奥行きを感じる

白色は空間を広く見せてくれる効果があります。

そのため、狭いキッチンやスペースが取りにくい場所に取入れると、窮屈に感じていた空間を開放感のある空間に変身させてくれます。

また、白色はキッチンを明るく見せてくれ、清々しく清潔感のある空間にしてくれる色味となっています。

キッチンをきれいに保ちやすい

白色のデメリットとして汚れが目立ちやすいということがありますが、実は白色で統一した清潔感や開放感のあるキッチンは、掃除がしたくなる傾向にあるんだとか。

白色は汚れが心配になる分、すぐにお手入れを行う習慣へと繋がるので、自然ときれいに保つようになるのがポイントですね。

掃除のモチベーションを上げたい方や、少しでも開放的なキッチンで毎日食事を作りたいといった方におすすめの色と言えるでしょう。

どんな素材にも合うので他のアイテムも馴染む

白色はどのような色や素材とも相性が良く、白いキッチンと一言で言っても周りの組合せを変えることで様々なキッチンのバリエーションを楽しむことが可能です。

例えば、先ほどご紹介した施行事例のキッチンですが、背面は施工前のブラウン調のタイルのままとなっています。

しかし、リフォーム後は白色の扉とも上手く馴染み、違和感なく仕上げることが可能に。

また、キッチンには様々な家電製品もあることから一番存在感のある部分に白色を取り入れることでアイテムのバランスも取りやすくなります。

このようにキッチンを白色でコーディネートすることで嬉しい効果がたくさんあります。

ご自宅のキッチンやその他の部屋の空間に統一感や開放感を持たせたい方は、ぜひ白色を取り入れてみてはいかがでしょうか。